2020/06/07

生まれたばかりの赤ちゃんは、色が見えていないって知ってました?
目の機能は、生まれてから急激に発達します。
発達した状態で生まれてくるわけではないんですね。
新生児の視力は0.03程度で、視力が1.0になるのは3歳ごろ。
赤ちゃんが見ている世界は、私たち大人とは違っているようです。
赤ちゃんのママが意識すると良いポイントは二つ!
1.月齢に合ったおもちゃや絵本を与えてあげましょう
2.赤ちゃんに多くの色を見せてあげましょう
生まれてすぐは、モノクロの世界
生まれたばかりの赤ちゃんの目は、目の前の物がぼんやり見える程度。
色を感じる視細胞が発達していないので、モノクロの世界を見ています。
生後0~1ヶ月は、白黒のおもちゃや絵本を与えてあげましょう!
娘が生まれたばかりのときは、生まれる前に作っておいたムナリモビールを天井から吊るしていました。
風に揺れてクルクル回るのを目で追いかけるようになったときは「あぁ!この距離の物も見えるようになったんやぁ!」と成長を知るきっかけにもなっていたなぁ。
生後1ヶ月からは色も見分けられるように
生後1~2ヶ月で、赤、黄、青などのハッキリした色を区別できるようになります。
この頃には、赤、青、緑、黄のおもちゃを用意してあげましょう。
見分けやすい色のおもちゃを与えてあげると興味を示しやすいですよ。
私が娘によく読んでいたのがこの絵本。
白黒のコントラストの強いものや鮮やかな色が使われているので、娘も興味があったみたいでジーッと見つめていましたね。
目を使えば使うほど見る力がついていく
目を使えば使うほど見る力がつきます。
逆の言い方をすると、たくさんの色を見分けられるようにしようと思うと、たくさんの色を見る経験が必要ということ!
いろんな色を見て、その違いを感じることで、色を見分ける力がついていきますよ。
先日書いたこちらの記事で、生まれたばかりの娘と散歩にでかけるのが日課だったと書きました。
自然の中には色彩の数が多いので、色を見分ける力もぐんぐん育ちます。
月齢に合った見やすいものを与えてあげることも大切ですが、それと合わせてこの世にあるたくさんの色を感じる機会を与えてあげましょう。
生後一か月から散歩へ出かけていた娘。
同じ道を歩いていても、目にうつる景色は、日に日に彩りを増していたんだと思います。
モノクロの世界から始まって、少しずつ色が感じられるようになって、どんどん色みが増していく。
そんな経験をたくさんした子は、感性も豊かになりそうだと思いませんか?
月齢に合った興味をもつおもちゃや絵本を使って、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでくださいね!
そして、お散歩に出かけてたくさんの色に触れながら赤ちゃんにたくさん話しかけてあげましょう。